第22回:焼き物が喜んで旅立っていく??

レポート日:2014/4/10 レポート担当:佐世保支店

佐世保支店には数多くの窯業のお客様がいらっしゃいます。
今回は佐世保支店では身近な存在の窯業の事を
みなさんに感じていただきたく、
伊万里市大川内町、泰仙窯さんをご紹介します。

伊万里市大川内町はかつての鍋島藩ご用達の焼き物(鍋島焼)
を作っていた所で、今は伊万里焼として鍋島の歴史と伝統、
そして技術を受け継いでいます。

また、隣接する青螺山の景色と町の情景も相まって観光名所としても人気があり、 常に観光バスが訪れています。

泰仙窯さんも伊万里焼(鍋島焼)の伝統工芸士として活動されていて、 店舗内には鍋島藩にゆかりのある素晴らしい模様の焼物の数々が並んでいます。

この伊万里焼(鍋島焼)が出来るまでの簡単な流れは

  • ① 粘土を使用して形成された器の生地を用意する。
  • ②ガス窯で器の生地を素焼きする。
  • ③素焼き後の器に鍋島の模様を描いていく。
    (鍋島伝統の匠の技が必要)
  • ④模様を施した器に釉薬を付ける。
    (これで器の表面がガラス質に覆われる)
  • ⑤器をガス窯で温度を管理しながら焼いていく。
    (1300度で焼く)
  • ⑥上絵(赤絵の線を描き、花赤を付け、
    青・黄色と色付けする)をして再び焼く。
    (この時は電気窯を使用し800度で焼く)
  • ⑦伊万里焼(鍋島焼)の出来上がり。

こうして泰仙窯で出来上がった伊万里焼が
お客様のもとに喜んで旅立って行く事になるのです。

焼き物が喜んで旅立っていく??
変な言い方^^;
いやいや、そうではないですよ!!

泰仙窯の奥様曰く、たまにお客様が
『器(焼き物)に呼ばれたので購入しました。』
と言われる事があるそうです。
器(焼き物)がお客様を選んで喜んで旅立っているのです。

みなさんも、器の声を聴いてみませんか!?
その時はぜひ、佐世保周辺に足を運んで下さいね。
三川内焼、波佐見焼、有田焼、伊万里焼 など、
どこも素晴らしいですよ。

佐世保支店

器の魅力について思う事は、 職人さん達が想いをよせて出来上がった器の形、絵柄、一本一本の線、色。どれも同じものがなくそれぞれに魅力があります。自分達が使っている茶碗・カップ・ぐいのみもその一つで、又それらは良いものを感じさせ、ひと時を楽しむ事が出来ます。 良い器を使用しているという喜びが心から湧き上ってきますよ。

バックナンバー

ページ先頭へ